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執筆者の写真koyake

クリーンルーム①

最近病院にあるクリーンルーム、手術室や滅菌室などに入らせていただくことが多くあります。 クリーンルームはクリーン=清潔な、ルーム=お部屋です。 常にきれいでなければいけません。 そんなクリーンルームには空気清浄度も国際規格ISOによる規定があります。 1㎥中の0.1μm以上の粒子数を規定しています。 他にも難しい規定がたくさんありますが・・・ クリーンルームを持つ多くの病院は、定期的に清浄度測定を行い空気清浄度の確保に努めています。 では、どうやってきれいな環境を維持しているのでしょう。

まず空調です。 クリーンルーム内の空調にはHEPAフィルターというものがついています。 定格風量で粒径が0.3 µmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルタ とされています。 簡単に言えば、すごく小さな粒子まで回収することのできるフィルターです。 HEPAフィルターがきちんと機能していればある程度の空気清浄度は維持できます。 清浄度測定事項の中に、HEPAフィルターのリーク測定(漏れの確認)というものがあります。 フィルターから出てくる粒子数を測定して機能が正常かを測定します。 漏れがあればフィルターの交換等を提案します。

といった具合に測定を行い、清浄度維持のお手伝いをさせていただいております。 続きはまた次回・・・

営業1課 江坂

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